バラ栽培にはまったのと並行して、
庭づくりにも挑戦してみたくなりました。
私は、この時までDIYとは無縁の生活をしていましたが、
バラの花壇ができたところで、だんだんと、欲しくなってきたのが、
気持ちよく歩ける小道。せっかくなら、おしゃれなレンガの小径。
そこで、自分で調べ、家族に協力してもらいながら、
1本、2本と作り上げるごとに楽しくなり、拡張していきました。
2019年から2023年にかけて、我が家のレンガの小径作りの経験から、
レンガの道作りの方法をまとめたいと思います。
この記事を読んでいただくと、素人でも初めてからきれいにレンガの小径が作れるように理解していただけます。
レンガの道作り、材料は何を揃える?いる?いらない?
我が家の土地は、田んぼの上に山砂を使って埋め立てています。
雨が降って、砂が流れへこむ可能性を考慮して準備しました。
1、麻布
2、路盤材
3、川砂
4、ひも
5、土を固める道具
6、板や棒など、土の凸凹をならせるもの。(出来たら、作りたい幅のもの)
7、ほうき
8、もし、カーブなどでレンガを割る場合は、タガネとハンマー
頭の中のイメージを視覚化
頭の中のイメージを視覚化してみましょう。
紐を置いてみるとか、棒を置いてみるだけでも、良いと思います。
道具の6、板や棒 を使って、幅を確認しながら、掘り上げる位置を分かるようにします。
土を掘ります。
だいたい、1、麻布 2、路盤材 3、川砂 と、レンガを重ねて、少しレンガが地面より上になるくらいの深さを掘ります。
路盤材、砂、レンガを敷き詰めます。
土を掘り上げたら、道具の6、板や棒を使って、ほぼ同じ高さになるように調整します。
我が家は、砂が沈むのを防ぐために、麻布を敷き、その上に路盤材を敷きました。
この路盤材を下に敷き詰めることによって、上のレンガが安定します。
路盤材が無いと、直接柔らかい土にレンガを敷くことになるため、時間と共に沈んでくる可能性があります。
砕石を敷く量は3センチほどで、厚みを持たせるほどしっかりと固定はされます。
敷き終わったら、固める道具を使うか、足で踏んでしっかりと固定しましょう。
その上に砂を置きます。
敷く厚さは、砕石と両方で5センチほどで、こちらも足で踏むか、重い道具を使って平らに固めます。
レンガを並べます。彩りも考えながら。
赤っぽいレンガ、白っぽいレンガの彩も考えながら並べて行きます。
この時、砂の部分が水平でないとレンガがガタガタになってしまうので、しっかり砂を平らにならしてからレンガを敷きましょう。
また、並べながらレンガの水平が取れているか、道具の6の板や棒を使って水平を見ながら作業をすると良いと思います。水平器があれば、より正確にできると思います。
目地に砂を掃きながら埋めて固めます。
レンガを固める方法は、モルタルや固まる砂を使って固定する方法もあります。
それらを使用すると、やり直しも困難ですし、初心者には、まずは目地砂がおすすめです。
レンガを全て敷き終わった後に、レンガとレンガの隙間にほうきで砂を目地に入れていきます。
隙間にサラサラと流れ落ち、きれいにレンガ同士を埋めてくれます。
そうして全ての隙間に入ったら、1度水をかけて固め、上からまた目地砂を隙間に埋め込んでと、
同じ作業を何度か繰り返すことで、強度が増していきます。
また、一度レンガの小道が完成した後も、雨が続くと目地砂が流れてしまうことがあるため、隙間が出てきてしまった場合は、また砂を使って固定しましょう。
完成!達成感と疲労感と。。
重たい材料を揃えたり、始める前から、何かと体力がいる作業ですが、
出来上がったレンガの道を踏みしめながら、とても達成感、充足感に満たされます。
始めてみると、とっても楽しいです。
ぜひ、みなさまも、挑戦していただきたいです。
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