ここでは雨水を弾く幌にする方法を説明します。
梅雨の時期、ロードスターに乗り込むときに雨で濡れた幌が重たく感じるときがありませんか。私のNB1ロードスターの幌はタン色、素材はビニル系のものでした。降った雨が薄く広がり張り付いている感じがしました。なんとも無機質な感じがありました。その頃読んでいたオープンカーのレストア本に幌のメンテとして撥水コーティングが記事になっていて、ピンと張ったホロの表面を雨水の粒が転がり落ちる写真があり心引き寄せられました。そこで試しに撥水コーティングを塗ってみました。
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幌がタン色だったので心配だったのですが、幌の素材がビニルレザーだった為かその心配は不要でした。刷毛を使って液を伸ばして塗布することができ、その撥水性は十分に感じることができました。また幌がクロス地だと液を吸収してしまい1缶では足りません。一回塗布すると1シーズンは撥水性を維持できると思います。心配な場合は2度塗りです。
注意するポイントは「刷毛」です。安物の刷毛は撥水コーティング中に毛が抜けて幌に付着します。掘っておくとその抜けた毛が固着します。すぐにピンセットで毛を取り除いてください。毛が抜けにくい刷毛を選ぶことが大切です。
幌から流れ落ちる雨垂れを見ると、梅雨の時期でもロードスターを楽しむことができます。是非、お勧めします。
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