【売却】MINIクロスオーバー(R60、特別車両、5年目、走行距離 89,187km)との別れ、そして新しい一歩へ。

MINI R60

 「いつか乗りたい」と憧れたMINIとの生活。たくさんの思い出とともに、まさかの別れを迎えることになった私と妻の実体験をお話しします。MINIを手放そうか、それとも乗り続けるか迷ったら、その答えがここにあります。

憧れのMINIライフ、ずっとMINIと一緒と思っていた。しかし突然の「限界」

 2021年、私たちはMINI NEXT湘南で走行距離8,000kmのMINIクロスオーバーに出会いました。初めてのディーゼルエンジンの力強さ、カッコいいSUVスタイル、そしてBMW/MINIブランドのステータス。何より「ゴーカートフィーリング」と称される最高のハンドリングは、私たちを虜にしました。運転していて気持ちいい!! これに尽きました。言い過ぎかもしれませんが、ロードスターのSUV版の様でした。

 スキー場へも安心して行けるその走りは、冬の万座温泉や草津温泉への旅を特別なものにしてくれました。MINIとの生活は、まさに夢のようでした。

 しかし、その夢は突然終わりを告げます。MINI所有者の妻から告げられた「もうMINIは維持できない」という一言。毎年30万円もの修理費用がかさみ、積み立てていた新NISAまで取り崩しているという現状を知り、私たちは現実の厳しさに直面しました。

愛車の故障と、別れの決断

「金の切れ目が縁の切れ目」とはよく言ったものです。あれほどMINIを愛していた妻が、修理費のたびにため息をつくようになり、その気持ちは徐々にMINIから離れていってしまいました。MINIの車自体の魅力は十分あるですよ。それとは別に維持管理が大変なんです。

 ちょうどその頃、MINIはまたも故障。レッカーでMINI千葉中央に運び込んだところ、バイブレーションダンパー、駆動ベルト、ベルトテンショナーの交換で17万円の見積もり。さらにバッテリー電圧が低いのでバッテリー交換も必要でしたが、その高額さに断念せざるを得ませんでした。(バッテリー含むと総額25万円!!)

バイブレーションダンパー

 一刻も早く通勤に使っていたMINIを動くようにしないと日々の生活が成り立たない。最低限の出費で修理を終わらせ、ローン残高が約44万円もあるMINIを手放す決意をしました。

高値売却への道のり

MINI(走行距離 89,187km)を少しでも高く売るため、私たちは複数の選択肢を検討しました。

  1. 一括査定サイト: 電話が殺到し、対応しきれず断念。
  2. 中古車買取業者: 国内車メーカー(HONDA)の中古車販売店舗では、20万円(還付金込み)という金額を提示される。
  3. MINI専門店:
    • 都内のMINI専門店(iR):メールで20万円~30万円との概算提示。実車を見て最終査定。
    • 千葉の中古車専門店(SUV LAND):実車の査定額は25万円。

 ローン残高を補填するにはまだ足りない金額です。都内の専門店に行く予定だと伝えると、店長から「今日契約してくれたら30万円で買い取ります」というまさかの提案がありました。

48時間待てば28万円になるという提示もありましたが、これ以上悩んでも仕方ありません。家族会議の結果、この30万円という金額で売却することを決意。リサイクル費用や還付金も含まれており、納得のいく金額でした。

こうして、私たちのMINIライフは終わりを迎えました。ありがとうMINIクロスオーバー!!

まとめ

 MINIを手放した今、後悔はありません。警告音が鳴る度に、ドキドキするストレスから解放されました。頼りにしていた外車専門の修理工場は混んでいて入庫できないとお断りされた悲しさから解放されました。たくさんの思い出をくれたMINIに感謝し、私たちは次のステップへと進みます。

 もし今、あなたがMINIの維持費に悩んでいるなら、一度買取業者に相談してみるのも良いかもしれません。MINIを手放す勇気、決断のときです。今回の私の経験が、少しでもあなたの参考になれば幸いです。

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